Yngwie Malmsteen - World On Fire

Ryuです。

今日は先日発売された王者の新作の感想を…

自分が前にイングヴェイの新譜を買ったのはWar To End All Wars…なので15年くらいは買ってないのですが、なんとなく恐いもの見たさで買ってしまいました。

どんな曲でもイングヴェイが歌うって…もう王者はやはりスケールが違うよ…


そんな訳で聴いてみたのですが、1曲目からあのおなじみのフレーズが連発。
「このフレーズさっきも聴いたな…」
なんてレベルではありません。
「このフレーズ20年前から聴いてるな…」
です。


実際のところはイングヴェイのフレーズはSteeler時代から…さらに言えばスウェーデンのティーン時代から大して変わっていないのですが…

まさにそこが天才でもあります。


近年の彼の作品で評判が悪い音質は確かにその通りですが、覚悟していた分そんなに気にならない…
ギターが籠ってる感じは凄いな…

注目していたヴォーカルも過去のイングヴェイの歌よりかなりメタルにフィットしていてあまり気にならない…


総じてLoud Park 13でも見せた

「俺様最高!」

なアルバムだと感じました。

「あー、いつものイングヴェイだな…」

と楽しめる人は買って損はないのではないでしょうか。


作品としてはそんな感じなのですが、まぁやはりこのお方のギタープレイはなんというか、凄まじいの一言。
若い時のキレとか衝撃はないのだけど、何十年も金太郎飴で貫き通す本当の天才だけが持つ狂気がありますね。
これはどれだけ技術的に優れていようと真似出来ないです。
本当に歴史に残る人間ってどこか真似できないオーラがあります。

メタル界ならロブ・ハルフォードとかね。

近年のイングヴェイからはその圧倒的な狂気が感じられると思うのですよね。
本物だけが持つ圧倒的なオーラを感じたい方にはお勧めですが、作品としてはあまり勧められるものではありません(苦笑)。
最近のイングヴェイってこんな感じだな…

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