Ballade No.1 in E Major

少年は立ち尽くしていた 行き交う人の中
街の灯りは変わりなく


秘めた強さに 羨みを抱き 隔たりを覚え
憧れた人の 強さを自分に すり替えて 生きて


明日もしこの世界が 壊れるのだとしたら
さっき見た好きな空 儚いかがやき
明日もしこの世界が 壊れると知っていても
強い眼差しでいれる心でありたい


絶望から目を背けてはやり過ごしてたけど
「奏でを止めれば音は止む」


突きつけられた僕に訪れた 逃れ得ぬ恐怖
失う痛みは 目の前に来て 初めて顔を出す


僕が死を恐れるのは 生まれてしまったから?
それとも悔い無しには迎えられないから?
僕の命に火を点けたら 輝いて見えるかな
どうせ散りゆくのなら 鮮やかでありたい


言葉にならないこの想いどこかに 記したのなら
手紙となって 煙となって 届くのだろうか


明日もしこの世界が 壊れるのだとしたら
さっき見た好きな空 あれが最後のTwilight
明日もしこの世界が 壊れると知っていても
残された救いはひとつ 虚空へと放とう

Aldevetz (アルディヴェッツ) Official Web Site

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